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藤田孝典著の下流老人を読み終わった。これで二度読んだことになる。最初に読んだのは発刊されてすぐだから5年程前になる。その時はまだ高齢者ではなかったために、今後の不安は差し迫ったものでなく、ただ自分もこうなるのかなとしか思ってみなかった。そのうち何とかなるだろう位である。ところが現在高齢者と言われる年齢になり、自分の身に起きていることが現在進行形的になったいるのである。私は間違いなく下流老人である。年金も生活レベルから見れば、まったく足らず、昨今のコロナ禍による仕事の収入も話にならないくらいに落ち込んでしまった。
 今後、どうやって生活していこうか?と思えば憂鬱になってくる。無責任だが(自分のことなのに)なるようになれという雰囲気である。
 生きるところまで生き、それでおしまい!  それでもいいと思っているこのごろである。
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岐阜市の長良川の橋の下にいたホームレスの方が大学生に面白半分に石を投げられ亡くなってから一年たつ。いまその裁判中である。加害者の人は野球部出身の人である。そして、その中の一人が言う「彼らを見下していた。」と。
 いったい、スポーツに凝り固まった人は、特に野球を行っていた人は弱者を見下す人が多い。私の野球嫌いはここにある。自分はエースと思い、他者を見下すのである。加害者の19歳の人は、小さい時から野球ばかりやっていたといい、反省もしているようでもあるが、人が亡くなっているのである。 
 人はなんでもそうであるが、一つのことだけに凝り固まってはいけない。もっと、広い視野を持つべきである。そして、慈愛の心、弱者いたわりの心を大切にしたいものである。
昨日と今日は国公立大学(正確には独立行政法人というらしい)の入試日。そして3日は岐阜県の公立高校の入試日である。
 高校入試よりなぜか大学入試の方が個人としては思いが深い。まだ10代後半、若かったのである。大学入試という壁にチャレンジしていく若き姿。それを達成した時の充実感と夢。すべてが「若い」という素晴らしさがある。
 今となっては、あの時の若さと夢を持っていたことが遠い昔になってしまったが。あのころはよかった。夢があり、かぐや姫が唄う神田川のように「若かったあの頃 何も怖くなかった」のである。歳とった今では現実と将来の不安のみ。若い子が羨ましいこのごろである。
学生時代、実家から横浜の下宿に行くとき、国鉄(現在はJR)の大垣発東京行くの夜行列車をよく利用した。岐阜発車が夜の7時半東京着が朝の4時半だった。その後始発の京浜東北線に乗り自分の下宿へ。ときにはわざわざ大垣まで戻って乗車したこともあった。帰りはその反対で東京から乗り大垣行きへと利用していたものである。東京で「大垣」という文字を見るとなんだか嬉しくなったものである。そして一宮を過ぎ岐阜城が見えたとき帰って来たという実感が湧いたものであった。
 その時代は普通の列車だがそれが「ムーンライトながら」という急行になり、そのムーンライトながらも廃止になるという。青春時代にワクワクしながら乗った夜行列車、廃止になるのはなんだかさみしい。もう一度乗ってみたかった列車である。
コロナ対策として岐阜県にも非常事態宣言が出された。不要不急の外出の自粛。夜8時以降の飲食店カラオケ店の営業自粛の要請である。
 ところで私といえば、居酒屋は好きですが行くのは年に一度か二度、昨年は年一度の飲み会はコロナで中止。すなわち昨年は居酒屋には一度も行かなかったのである。カラオケももう5~6年も行っていないし、さほど行こうとも思わない。人よりのあるイベント、大型ショッピングセンターはどうも性に合わない。
 すなわち、現在の非常事態宣言が私の普段の生活なのである。皆さんは我慢しているというが、私は平常通り、我慢もしていないのである。
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