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 アメリカのデトロイト市が財政破綻したということである。確か以前にはカルフォニアの何処かの都市も破綻した記憶がある。また日本でも夕張市が破綻している。破綻すれば学校・警察・消防などの活動ができなくなるか著しく活動が落ちることになる。実際デトロイトは大変なことになっているようだ。また、国ではギリシャが破綻している。
 我々民間人はどうだろうか?会社・個人業者に関しては枚挙にいとまがない。ただ、個人または民間企業はそれまでに人件費の削減、リストラ等最大限の努力が行われる。しかし行政はどれだけ借財を増大しようとも人件費のカットは数%どまり、ボーナスも然りである。私は以前勤めていた会社で暮れのボーナスが3万円だったこともある。また会社員の知人はこの数年ボーナスなんか貰ったことがないというのもいる。
 一度公務員の方もボーナスゼロの経験をされたらいかがだろうか。
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 また、イジメによる自殺があった。人に「死ね」と言われたという。また「死ね」があいさつ代わりになっているとも言う。これはお笑い番組の影響かもしれない。しかし、お笑い番組ならお笑いで済ませたいものである。しかし本人にとっては文字通り死ぬくらいの苦痛だったはずである。
 残念ながら現代の社会ではイジメは根絶できない。人はそれぞれ異なった価値観がある。そしてその価値観を認めることのできない人物がいることも事実である。人が生きていくのは自分のためである。決して、他人のため、地域・学校の名誉のためではない。本当に嫌いな奴がいたら無視すればいいのである。そんな奴のため、自分の人生を方向転換、または人生を終わりにすることは馬鹿らしいことである。勉強が出来ない、スポーツが出来ないことは他人には害を与えないものである。説明不能な名誉・体裁・見てくれを持ちだすから話がおかしくなるのである。他人の人生の邪魔をしなければなにをやってもいいじゃないか。どんなふうに生きてもいいじゃないか。
 自分の人生、自分のもの。これでいいじゃないか。
 新日本プロレスに星野勘太郎という小柄なレスラーがいた。同じく小柄の山本小鉄とヤマハブラザーズと称し、前座ではそこそこ人気があった。ちなみに彼らはアメリカでタッグ王座を3つ取ったことがあるという。(王座名は不明)日本では、国際プロレスとの対抗戦でIWA世界タッグ王座に一度就いたことがあるが、すぐに取り返される。まあどちらかというと玄人受けする地味なレスラーである。
 かつてプロレス黄金時代である、私が十代のなぜか星野勘太郎はタッグでメインイベントに出ることが多く外人にボコボコにやられ、いいとこなしで一本目は取られる。二本目も張りきって出るがいいところなしでやられ、見ている者の欲求不満を最高に上げ、エースの猪木にタッチ、そして猪木が勝ちに持っていくのがお決まりパターンであった。やられても、やられても次週のカードには入っているという気の毒なレスラーであった。
 そして、プロレス人気に陰りがみられても、リストラされることなく、引退しても山本小鉄は審判部長、星野勘太郎は魔界クラブの総裁としてブラウン管に登場する。二人ともなぜか新日本プロレスには必要な人材だったようである。
 少し、プロレスに詳しい人なら知っているのだろうが、星野勘太郎は日本プロレス時代、猪木と組んでNWAタッグリーグで優勝している。当時、私はこれは猪木に対するイジメだ。星野と組んだら何ともならない!と思ったのであるが、並いる強豪を倒し、優勝したのである。星野が唯一輝いたときである。その時も星野はやられ役、それを猪木が上手くリードしたのである。さらに詳しい人なら、インターバルのとき苦し紛れに星野が水を飲もうとしたとき、猪木が大声で「飲むな!」と叫び、星野を今で言う闘魂ビンタをしたことを知っているだろう。私はこれは覚えているが、対戦相手は誰だったか思い出せない。
 このことがあり、星野は猪木を絶対信頼し、神ともいい仰ぐ。そして、絶えず「やられ役」に徹するのである。彼の後輩レスラーの評価では、山本小鉄は「鬼コーチ」または「鬼軍曹」と言われ、藤原嘉明なんかは本当に殺そうかと思ったという。そして星野は「あれほどケンカに強い人はいない!」と評される。その強い人がいつもやれれ役なのである。 
 彼らは、自分の位置というのがよく理解していた。いつもやられ、エースのつなぐという自分の立場である。見ている者にはストレスを与えることを。そしてエースはそのストレスを解消する役なのである。いわば名脇役である。
 人は自分というものを知らなければならない。これが解らないと、今のプロレス界然り、政治の世界でもそうであるが、皆がエースになりたがり、船頭多くして船山に登る、状態なのである。
 ちなみに彼は、盟友山本小鉄が心不全で急に亡くなったあと、その数カ月後闘病の後に息を引き取る。最後まで他を称える名脇役であった。
 昨日は、私の誕生日。その祝いにアユ料理を食べに行きました。昨年はヤナ場でしたが、今回は市内の料理屋さん。アユの刺身から始まり、塩焼き、田楽屋焼き、フライ、最後にはアユ飯。不思議にもアユの香が一番際立ったのがアユそのものではなく、アユ飯でした。とにかく美味しくゆっくりといただきました。この年になって誕生日そのものにはあまり嬉しいことはないですが、祝ってくれる家族がいることが嬉しい。
 その後、方向を転じて小山観音へ。お守りをいただきに行く。この小山観音、川の中のあり、なかなかの景勝、近いうちにまた行きたいです。
 私は、野球にあまり興味がない。というよりテレビの中の世界は他人事であり、力を入れて応援することもない。また、なぜ大の大人がプロ野球、高校野球に一喜一憂するのだろうか不思議な気がする。
 また、野球にのめりこんでいる人は、はっきり言って嫌いである。社会全体が、野球を応援することが当たり前であり、野球をやっている『俺を見習え。俺はすごいのだ。』という態度をあからさまにとる人がいるからである。そして、中学・高校でも野球部は特別扱いにする場合がある。曰く、野球部は掃除をしなくてもよい(練習のため)野球部は他クラブに比べ極端に部費が多い。グランドは、他クラブを押しのけ、一番広く使う。少しでもその区域に入ったら、大声で罵倒する。曰く、野球部は下校時刻を守らなくてもよい。私は文科系の部活であったため、部室に電気がついていると先生がやってきて、「下校時刻だから、早く帰れ。」と言われたことがあった。私は言った。「野球部には注意しないのかね?」先生曰く、「まあ、いいじゃないか。早くかえりなさい。」と急にやさしくなった。また、試合は全校生徒で応援に行かなければならない。(私はは行かなかった)そして試合に負けても知らんぷり!
 大学に入り、大学野球があったが、怖い上級生の応援団が、下級生に頭を下げ「応援に来てください。」と懇願する。そして試合に負けたら学内に、謝罪と応援に対する感謝の文が掲示された。これがスポーツマンなのではないのだろうか?
別に謝罪しなくてもいいのだが、感謝はするべきである。
 社会人になって、「あまり野球に興味がない。」なんて言うと、相手はまるで宇宙人を見たような顔をし野球の素晴らしさを延々と話す。「スポーツ観戦は、プロレスくらいだ。」といえば「いいかよく聞け。プロレスは八百長なんだ。」と諭す。八百長であろうかなかろうか面白ければいいのでないか。その人は映画を否定するのだろうか?映画はもちろん意図的に造られたいわば架空の世界である。(たとえ、それが実話であろうとも)務めた会社でも仕事中は野球の話はどれだけしてもいいが、他の話はタブーというおかしな企業にもいました。
 また、市会議員も「甲子園の応援のため」と言って市議会をボイコットした議員もいる。その議員曰く「私は間違ったことはしていない。」と開き直る。もし、これが野球に関係がないところ(たとえば風俗)なんか行ったら、即辞職だろうな。問題はどこに行ったかではなく、『議会をボイコットした』ことであるのに・・・・・・。
 私が、職場を改装工事をお盆までにやってくれと頼んだところ、盆前に業者はプッツリと来なくなった。仕事の関係上、期限もあるしイライラして業者の電話をしたら甲子園に応援に行っているという。「お前はそんでも職人か!」と電話で怒り飛ばしたこともありました。職場放棄である。
 話が過激になりましたが、残念ながらこの国は野球は特別あつかいされている。また野球をやっている人は特別扱いされて当然と思っている人もいる。そのおごりが中学・高校に蔓延しスクールカーストの頂点に立っていることも事実である。教育とは全員が同じ様に扱うことではないだろうか。また、スポーツは自分の好みで行うのであり、決して学校・地域の名誉のために行うものではない。スクールカースト・イジメなどは結局、社会が作り出すのである。
 この問題を解決するのは教育・社会を根底から変えていかなければならない。文科系の人間でも情熱を燃やしている子もいるのである。
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