忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

昼間は、塗装業を営んでいる(主に日本刀の鞘の塗装)ので、ときどき飛び込みで仕事の依頼が来る。昨日も1件あった。果物ナイフの上下のクリア塗装。いくらでやれるかとの問いに、私「安い材料を使えば100円から120円くらい。高い材料なら300円。」との見積もりを出す。と相手は気落ちしたような顔。「いくらくらいが希望ですか?」と聞けば、「一ケタ違う。」という。10円から15円くらいでとのことである。はっきり言って材料代の難しいくらいの金額である。昭和40年代の見積である。それで相手はすごすごと去ったのであるが・・・。
 商品を安く提供することは異存がないが、材料費の高騰により、人件費をカットする方法は賛成できない。大手の外食チェーンも安くするため、従業員の人件費を削ることにより問題化した例もある。
 下請け業者を苦しませてまでの安売りはどうかとも思う。物には適正な値段があるのである。
PR
秀吉の死期が近い時、信長が現れ「もういい加減にこっちへきたらどうか!」といい秀吉を布団から引きずり出したという。そのため秀吉は布団から数メートル引きずれられたということである。その時秀吉は「御屋形様!もう少しこちらに居らして下さい。」と土下座までしたという。
 一昨日、私はそんな経験をした。真夜中のことである。私の首筋の襟を掴み、私の体を引っ張っていく。その時点で目が覚めたのであるが、引きずられた感覚はしばらく残っていた。
 私の体たらくを見かねた、父親が私を引っ張っていったのであろうか?
ときどき、新聞の身の上相談の記事を読み事がある。医学的なことは的確に答えが出ており、読む第三者としても納得できることがある。しかし、そうでない相談はいかにもいい加減な答えがある。たとえば、「子供がゲームばかりして高校受験だというのに勉強もせず、成績も悪い」とか「学校に行かなくて家でゲームばかりして困っている」「旦那(または妻)が家事に協力せずに休みの日はギャンブルばかりしていて家計が苦しくなっている」とかいう相談である。
 その答えはかなりいい加減のものである。たいがいこういった相談に関しては次のような答えがほとんどである。「受験記だというのに子供が勉強せず、(または学校に行かない)ですって!いいじゃないですか。ゲームを一生懸命にやるのならそのうち勉強も一生懸命にやってくれますよ!本人もちゃんとわかっているからもう少し様子を見ましょうよ!お宅のお子さんは必ずその時になれば勉強に目覚めますよ!」(お前は私の子がどんな子だか知っているのか?)
 とまずの悩み事の本質からずいぶん外れたことを言うのである。そして、何も問題解決にならないのである。 
 私の経験上、そういう子で目覚めた子はいない。
 20年以上まえの神戸の事件でさえ、親が「自分の子が猫の首を切って楽しんでいる。」と相談員に相談したら、相談員曰く「様子を見ましょう。」であった。その結果、未成年の殺人事件につながっていくのである。 
 相談された方の回答は「相手を傷つけないように、適当に答え、解決策を与えない。」というのが今の正しい回答のように思われる。そこには何も解決策は見つからない。場合によっては強硬手段も必要ではないか?
 相談者はそれで満足したのであろうか?
友人の息子さんが小学校の教員をされている。その彼がストレスにより胃腸を悪くしているという。小・中学校の先生方は本当にストレスが溜まると思う。どう考えても精神異常しか思えない生徒の行動(授業を抜け出す、奇声をあげる、授業中に立ちあがり踊りだす)それを何も感じないその親。自分の中心にクラスを運営してくれという親。(いわゆるモンスターペアレンツ)中には修学旅行の日程まで変えよという親もいるようである。また、サッカー・野球さえやっていればいいという偏った親。そんな子が上級生になったら、下級生へのパワハラによるイジメ。そんな時この手の親はむしろ指導力があるといい褒める場合も多い。
 学校というのは平等であるべきであるが、それを認めることができない子と親。
体に変調をきたしてまで自分の職を全うする彼は立派である。無気力な学校運営で問題を認めない悪い意味での公務員先生よりずっとましである。
芭蕉の弟子で、広瀬惟然という俳人がいる。そして、住んでいた家が「弁慶庵」として、関市内に現存する。初めて訪れた時が、私が高校生の時、そして二回目に訪れたのが本日。昔の、茅葺のあずまやではなく、サッシまでは入った綺麗な庵。訪問者は私一人。にもかかわらず案内の人は事細かく説明された。その親切さも嬉しい。
 庭は、こじんまりとして、五月雨の日に観賞するのはちょうどいい。広瀬惟然の句は、漱石、芥川の小説にも出てくるほどの名人であるといい、また芭蕉にも期待されていたようである。
 そこで、案内の方曰く「関にも有名なところがあるんですが・・・。」私曰く「関市はPRが下手なんですね。」
 しかし、下手でいい。こんな静かな、ひっそりとした庵が、観光客でワイワイされたら、たまらない。ゴールデンウイークの雨の中日、静かな近くのほんのわずかの一人旅。
 こういう連休もあっていいものである。
<< NEW     27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37     OLD >>
カレンダー
11 2024/12 01
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
[09/30 veste sans manche canada goose]
[09/28 canada goose femme montebello pas cher]
[08/15 borsa moschino rossa e nera]
[08/14 giuseppe zanotti facebook]
[08/10 chiara ferragni pif]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
夢想
性別:
男性
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
忍者ブログ [PR]
 Template:Stars