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愛知県が、部活動を中学は週2かい、高校は週1回以上の土・日を含む休みをするように各校に通達を出すという。目的は教員の休暇を取るためだという。もちろんそれも大事なことである。
 では生徒側はどうだろうか。生徒側としては、土日も休みなく部活に明け暮れる子は、どうも学習面・性格面で難が出てくる場合がある。大会に勝つためには、他人を蹴落とすことになるのだが、これが生活面に出てくるのである。自分はスポーツが出来るから、立派な人間なのだというおかしな自覚を持つ。または部活をやっているから勉強は出来なくてもいいのだ、そして部活をやっているから高校は入れるのだという偏った感覚を持つのである。もちろんすべてではないが。そういう子が出現することは事実である。
 部活動も、勉強もほどほどがいいのである。ただし、勉強のしすぎでおかしな性格になったというのは現実の中ではあまりいない。スポーツばかりやるのは連帯感が出来、勉強が出来なくても「いい人」であり、ガリ勉は歪んだ性格になるというのは学園ドラマの世界だけである。現実は逆が多い。
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親父は太り気味で、10代で旧陸軍の兵長になったほどの丈夫な人だったが、60歳を超えたころに病気になり闘病生活を続けていた。闘病生活の毎日に背を丸め食後に薬を取り出し、湯のみ茶碗で飲むというのが習慣であった。それを見て私はなんとなく哀れにも思ったものである。
 しかし、今現在、私は朝食後の高血圧の薬を飲んでいるのが現状である。やはり無意識に背を丸めている。これが老いというものだろう。自分だけは若くありたい思っているが、確実に体・外見は老いていっているのが現実である。これも人生。
今月から、月の最終金曜日はプレミアム・フライデーと名を打って、午後の三時ごろには勤めを切り上げ、土日の休みにつなげるということになるという。消費を増やし、経済を活性化させるのが狙いだという。消費が増えることは異存がないが、消費が増せば生産、販売も増すことになるのである。生産部門に関しては休みが増せば、生産性が下がり、給料を下げるかことは避けられない。そうすれば、生産部門の人たちは、購買力は減ることは明白。何のための休みかになる。それじゃ、時間外労働をということになれば本末転倒。サービス業に関しては、より長時間労働となる可能性もあり。
 いずれにしてもこれは限られた一部の職種しか出来ないのではないか?実際一般企業では可能だろうか?
旧日本海軍の軍艦に「陸奥」という名の、世界に名だたる排水量32720トンの軍艦がある。(当時は正確には戦艦と言わず、軍艦とよんでいた)この陸奥は昭和18年6月に瀬戸内海の柱島で突如爆発、乗組員1474人中1121人の死者を出す。当時はこの事件は極秘扱いにしていたのであるが、事実は隠しようもなく、世間に知られてしまう。
 原因は今だ謎である。戦後、天地茂主演の映画ができ、爆発の原因はスパイ説を取られている。しかし、事件直後には原因は「初年兵いじめ」による、自爆ではないかとのうわさが流れ、当時はその可能性が多いとされていた。
 軍隊内の初年兵いじめは陰湿であり、個人としてのプライドを傷つけ、いわれもないビンタ。その実態は筆舌に尽くしがたいものであり、経験した本人しか解らないものである。そのため、初年兵の中には上の人を憎みこと限りなく、戦後の戦友会でも非難されたという話もある。いじめられた本人は、いじめた人を憎み、軍を憎み、こんな状態にした国を憎むことになり、軍艦まで破壊し自殺を図ったのである。
 いじめはいじめられた本人にとってみれば、この世のことなんかどうでもよく、いじめた当事者ばかりでなく、世を恨むこともあるのである。
 硫黄島でも栗林中将の将兵平等な指揮が有名であるが、日本軍の戦死者の3割が、後ろからの狙撃、すなわち怨恨による日本人同士の殺害としか見られない死体があったという。
 ちなみに陸奥であるが、戦後米軍はその存在を確認出来なくて疑いを持ったという。また同型艦の長門はビキニ水爆実験で実験台につかわれ誰も見られないまま沈没している。

 陰湿なイジメは国を滅ぼすこともある。
今年の流行語大賞に「日本死ね」というのがノミネートされているという。言葉が汚いとかの批評があるが、一庶民の苦痛の持って行き場のない怒りが現れ、ある意味で同意することもある。
 我々底辺の労働者は、長引く不況で収入増は見込まれることもなく苦しい生活を余儀なくされていることは現実である。子供手当が数千円では、専業主婦は望むべくもないことであり、不満が出るのは当然である。
 それが全国民であれば庶民は耐えるのだが、オリンピックのエンブレムに何億円も血税をつかったり、数千億円をかけ会場を作ったりすることは、我々のような底辺の労働者には理解が出来ないことである。これはすべて労働者から集めた税金なのである。
 私の友人でも元気なのは公務員ばかりであり、民間企業勤務、あるいは自営業者は本当に元気がない。お役人の退職金が2000万を超えていたり、不景気にかかわらず、給与・賞与が増えていくことに関しては嫉妬にも似た疑問が感じられるのである。(その公務員もコネでなったものも多い)
 この国は、金持ち、または要領のいいものが、さらに金持ちになり、貧乏人は金持ちになることができないようなシステムなのかとも思う。
 「日本死ね」は本当の庶民の叫びなのである。
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