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 昨日、私の大学での今年度の講義が終わりました。他講義の補講、期末テストの直前ということもあり出席者が少なかったのですが、まあ無事に終えました。・・・私の気に入っている仕事でもあります。
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 高校時代は文芸部でした、しかしなぜか進んだ大学は理系。そのころ密かにあこがれたのは文筆業である。もちろんそれは現実は程遠いのは充分理解していた。そしてその中での理想像はAlwaysの登場人物「茶川龍之介」である。ちなみに西岸良平の原作に出てくる人物として当時から意識していたものである。
 あわよくばと思い、学生時代から多読・乱読をして、友人からも「君は理系ではない。」とまで言われる始末。そして今までも密かに投稿。もちろんボツ。現実問題として、生活の糧を稼がなければならないとしながらも・・・・。いつしか遠い夢。
しかし、今「茶川龍之介」のように貧乏だけは叶いました。(なにかおかしい表現ですが)
 まあ、これから配偶者には気の毒ですが、貧乏なロマンチストとして暮らしてゆきます。
 今日は、亡き親父の誕生日、生きていれば86歳である。まだ生きていても不思議でない歳である。私にとって親父は、いつもにらみをきかし、怖い存在であった。しかし、自分が親となった時にはその怖さは必要なものであった。親のすべてを肯定しているわけではない。残念ながら、戦後から昭和の終わりにかけて時代についていけないことによる判断もあっり、ときには私を否定することもあった。
 しかし、今の自分はどうだろうか。はやり時代についていくことの出来ない自分である。自分の職業である、個人塾・日本刀製作に携わる仕事。どちらも時代についてゆくことの出来ない生業、方法である。それが世間にはもう必要のないものであることも充分承知している。しかし、自分の人生はそれでいいではないか。いまさら変えることも出来ず、このまま全うしていきたい。自分の義務としては、家を作ること、子供を医者にすること、娘を女子大に入れ、嫁入りさせることであった。そのどれも不十分ながらも自分としては満足している。
 今後は、子供を否定することなく、今ある仕事を貪欲にならずに大切にこなしてゆきたい。人生後戻りも出来ず、その必要もない。毎日を生きてゆきます。
 学生時代に読んだ、吉川英治「新書太閤記」を読み始めました。全8巻ゆえゆっくり途中で他の本も読みながら読み終えるつもり。
 1ページ1ページを開くたび二十歳の頃の自分がいるようで、ワクワクします。
 昨年末、俳優、佐藤允がなくなったという。私は戦争映画が好きで、(親父に連れられてよく見に行ったせいですが)、佐藤允が出ない戦争映画は戦争映画でないというくらいでした。独立愚連隊・山猫作戦・加藤隼戦闘隊、またテレビでは遊激戦など戦闘機乗り、陸軍歩兵なんでも様になったものである。
 いい役者だった。戦争映画がまた見たいものである。
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