ここ数年、自殺者が３万人を超えるという。国はなんとかして減少させようとあの手この手、アイドルを捩ってまでのキャンペーン。「やり直せ！」「考え直せ！」等。しかし、待ってください。以下は私の考え・・・・。
　私たち世代、私たちの様な個人事業者、会社が倒産した、またはリストラされたときのことを考えてみてください。やり直しが出来るのでしょうか？よくよく考えてからの結論なのではないでしょうか。若かりしバブルの頃、やっと手に入れたマイホーム、それを喜ぶ家族の笑顔。しかし、収入源が断たれ、ローンを払うこともできなくなったとき、中高年のため再就職も皆無。マイホームを出て、ローンを少なくし（完全には無くならないでしょう）家族が路頭に迷ったときのことを考えると、自分が犠牲になり、ローンを無くし、保険金で家族が路頭に迷わなくて済むのなら、お父さん達は・・・・・・・・・・・・・。
　こんなことをある保険屋さんに話をしたら「私も同じ考えだ！」とおっしゃっていました。
　麻生さんが総理のとき、職安で求職者に「君！いったい何がやりたいの？自分がやりたいことを、はっきりしなければダメじゃないか。」と言っていました。その後ある人が「何も分かっていない！」と憤慨。今、特に中高年は仕事を選べるような状態ではないんだ。とにかく口に糊口をするためどんな職種でもいいから、仕事がしたいんだ！
　年末、友人がこの２月で退職させられると言っていました。今年に入って、また他の知人が来て、半年前に無職になり、現在求職中といっていました。しかし高齢（５０代後半）のため、面接まで行けない、年齢を聞いただけで断られると言っていました。
　励ましの言葉ではなく、労働者には仕事を！