昨夜、テレビで「山本五十六」を見た。これは昨年映画館で見たものである。改めて見直すと穏やかな闘将山本五十六が描かれている映画である。
　歴史の中で「もし」（ヒストリカルイフ）はタブーであるが、あえてここでは述べる。
ミッドウェイは負ける戦ではなかった。山本五十六の敵空母を誘い出し、一気に勝負をつける目的と、陸軍のミッドウェイ島を攻略せんとする考えが一致してなかったことによる。（この時の陸軍は一木支隊が上陸要員として配属されていた。結局作戦中止により上陸できず彼らはガタルカナルで全滅する）またそれに伴う南雲中将の優柔不断の決意のなさにより陸上攻撃か空母攻撃かにより、陸上爆弾を装備するか魚雷を装備するかに迷っている間に戦機期を逃す羽目になる。また、この時期旗艦は大和にありこれは戦局とは関係のないはるか後方にいた。このときミッドウェイ島の攻略は戦艦軍にやらせればよかったのである。この戦いは空母だけで戦ったのである。そのため大和・武蔵は大和ホテル・武蔵屋旅館といわれた。またそれ以前に山本は大和は「床の間の置物くらいにはなるだろう」と言い、実用性は認めなった。
　しかし、その戦法は戦艦比叡を中心としガタルカナルで使っている。しかし、その時も大和はいなかった。
まあ、結末を知っている後の人の批評である。

　　
追伸　
　香川照之の演ずる新聞記者は戦中は、戦争を煽る記事を書き、戦後は民主主義を大きく出すという役柄は、ほとんどの当時の日本人像のように感じる。

　初詣に行ってきました。昨年は行かなかった、高沢観音に行ってきました。
武儀地区の山中にあるのですが、県の重要文化財もあり由緒ある寺です。このような田舎にあることが驚くほどです。あまり知られていないのか人も少なく、ご利益がありそうです。本堂には甘酒の無料サービスもあります。
　多宝塔は北条政子が寄贈したと言われています。人が少なくゆっくり拝観、お参りが出来るのがうれしい。

　正月は朝から酒を飲み、飲んで寝、飲んで寝をするぞ～。と毎年思い、暮れの忙しい時を過ごしてきたが・・・。
なぜか正月の酒はあまり美味しくない。
　やはり酒を美味しく飲むために必要なのは労働である。働いた後の酒のうまさは何とも言えないくらい。
年末ジャンボも３００円しか当たらなかったので今年もやはり労働の年。
仕事を一所懸命やり、その後おいしい酒を飲む。こんな毎日が最高です。今年も相変わらずの年にするつもり。

　年末、年始にはなんでこんなにつまらない手抜き番組ばかりやるのだろうか？まるで視聴者をバカにしているとしかおもえないようなものもある。夜のゴールデンタイムは仕事中の私はたまにはテレビをと思って見てもこれじゃな～。というのばかり。紅白もくだらないし、見る気もない。としていたところ紅白には三輪明宏氏が出るという。歌はもちろん「ヨイトマケの歌」これは聞きたい。かつては土方というのが放送禁止であるため、電波に乗らなかった曲である。
　愛やら恋やらというのでなく労働歌である。私は歌の本質は労働であると思っている。まともな歌も紅白で歌うんだ～。
ここだけ見ようっと。しかし派手なドレスを着て歌ったら興ざめである。