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 昨日程過激でないですが、もうひとつの話。
小・中学校を通し、私は音楽が嫌いだった。学期は引けないし、クラッシック音楽なぞまったく興味も持てない。この曲をきいたらこの様に感じなさいと言われても、感ずることも出来ず、よわった子でした。ちなみに学生時代にカッポレはドイツの葬式の曲だと知ったとき、いろんな感受性がありまんざら私の感受性もおかしくはないと判断したのですが・・・・・・・。
 私の担当だった音楽の先生はすべて女の先生でした。そして、その先生に共通して言えることは「エコひいき」をすることでした。また、ときにはヒステリーもあった。今の子達にそれを言うと確かに音楽の先生はエコひいきが多いという。そのヒイキはやはり優秀な子、またはお金持ちの子だったように思う。
 なぜだろうか・・・・・?
私が小・中学生時代は先生になられた方は昭和30年代から40年代の初め、中には戦中・戦後直後に大学を卒業された方になる。今でこそ大学は大勢の方が行かれるが、当時大学に行かれる方は例外なく、優秀そしてお金持ちなのである。そのため上から目線で貧乏人を毛嫌いしていたようである。(お金持ち特有の優越感)そのため私の様な劣等生、オヤジが職人という家の子はかなり差別を受けていた。
 こんなことがあった。音楽室にはピアノがある。私たちのような劣等生は少し触っただけで「ダメです。指紋がつきます。」と叱られる。もちろん興味本位に触れるのであるが。ところがいいとこの子にはみんなの前でピアノを弾かせるのである。そして言う。「○○フレーズをもう半音あげるともっと良かったです。家で練習してください。」 アホか!当時のピアノは今でいうとベンツのような高級なもので一般家庭では考えることも出来ない高価なものだったのである。(今もそうだが)
 教育とは皆等しい権利、そして好奇心を持たせることではないか。今はこんな先生はいないと思うが、昔はいたのです。
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