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大学卒業を間近にしある会社の就職試験での事である。その日の昼食にカレーライスが出た。もちろん会社からの提供であり、選択の余地のない食事である。食事が終わり、食器を片づけていると、ふと目にしたものは、カレーライスの皿に肉片だけを取り出してある皿。すなわち、この人(私と同じ就職試験を受けに来た人)は食事の際肉だけを取り出し、食を拒否したのである。私はその見苦しき器を見、思った。「こんな人と一緒に仕事をしたくないな。」案の定、次期選考時にはかの男はいなかった。(ただし、選考に漏れたのはそれが原因だったのか定かではないが、もしそうだったら正当な評価と言える)
 人が人を選ぶとき、入学・就職・初めての出会いは、すべからく原因は単純であり、一つである。入学の拒否は試験の点数が足らなかった。就職時は面接の態度が悪かった、または入社試験の結果が悪かった等、誰でもが納得できるものもあるが。人が出合い、これから付き合いが始まるという時は、「車の趣味が違う」「服装センスが良くない」「言葉の端々にとげがある」「食事の偏向が多い」など取りとめのないものである。かってあるタレントが「ラーメンの啜る音が我慢できない」と言って別れた人もいた。
 断った人は、それが原因であるが、断られた人は必ずと言っていいほど思う。「俺の全部を見て判断してくれ」と。しかし、それは勝手な言い分である。全部を見るのは時間がかかる、それも半年から一年以上の時間である。入学・入社においてはそれが許されることではない。場合によっては人の出会いもである。そして最近の若者は言う「俺はまだ本気を出してないだけ!」。まったく、自分が解っていない愚か者の言葉である。
 人が人を判断する理由は一つで充分である。ただ、そんなふうにしか見てくれないのなら、拒否された方がよかったというのもある。
 自分が思っている自分より、他人が思っている自分の方が正しいのである。
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